
初めにExcel Labmdaの基本的な使い方を紹介します。
Excel Lambdaを勉強しようとする方は、これまでExcel VBAやExcelの既存関数を駆使して、様々な課題を解決してきた方だと思います。よって、Lambda構文を細かく説明する必要はないと思います(正直、見ればすぐわかります)
Excel VBAから置き換えは可能なのか、Excel既存関数の駆使(メンテ不可)から脱却できるのか、という観点で本サイトを見ていただければと思います。
Excel Lambdaの定義(セルに埋め込み)
細かい説明しませんが、式を見ればなんとなく意味がわかるのではないでしょうか。1つめの括弧が引数と計算式を定義し、2つめの括弧が引数に渡す値となります。引数が0個の場合は計算式のみ記入します。例では何も計算せずに0のみを返しています。
0 | =LAMBDA(0)() |
11 | =LAMBDA(x, x+1)(10) |
15 | =LAMBDA(x, y, x+y)(5, 10) |
35 | =LAMBDA(x, y, z, x+y+z)(5, 10, 20) |
Excel Lambdaの定義(名前の管理)
先程の例では定義した関数の再利用ができません。再利用できる形にする方法を紹介します。その際に関数に名前をつけることができます。
まずは、「名前の管理」で以下のように定義してください。

その後、セルへ定義した名前で関数を入力します。すると同様な結果を得ることが出来ます。また、関数を再利用することも可能です。先程より可読性が向上したのではないでしょうか。
0 | =zero() |
11 | =plusOne(10) |
15 | =plus(5,10) |
35 | =plus3(5,10,20) |
350 | =plus3(50,100,200) |
また、既存関数の入力と同様に、入力中に簡単なヘルプ表示がされます。


以上で簡単なExcel Lambdaの簡単な利用方法の紹介となります。
しかし何でも自身で定義できるとはいえ、これだけではしんどいと思います。そのため、いくつかヘルパー関数が用意されています。別記事で紹介します。
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