【EXCEL LAMBDA】Excel Lambda関数とは

Excel Lambda関数とは

Lambda関数とは、Excelで新しく提供された関数です。ただ、これまで提供されていたSUM関数やCOUNTA関数と異なるのは、関数自体の振る舞いを自身で定義できる事です。

これまで複雑な処理をする際には、VBAマクロを使っていたと思います。しかし、VBAマクロについてはセキュリティ上の懸念があるため、近々デフォルトでブロックされるようです。利用するには手間が必要となるため、少しづつ使われなくなっていくのではないでしょうか。

Microsoft、OfficeのVBAマクロをデフォルトブロックへ 悪用対策で
Microsoftはネット上のOffice文書のVBAマクロをデフォルトでブロックする計画を発表した。マルウェア攻撃対策だ。これまでも警告バーを表示しているが、1クリックでマクロを実行できてしまう。
ダウンロードしたVBAマクロは既定でブロックへ ~「Microsoft Office」攻撃への対策を強化/警告のメッセージバーは赤色へ変更、ボタンだけでは有効化不能に
米Microsoftは2月7日(現地時間)、インターネットから入手したVBA(Visual Basic for Applications)マクロを既定でブロックする方針を明らかにした。「Microsoft Office」を狙う攻撃からユーザーを保護するためであるという。

本サイトでは、VBAマクロに変わり使われるであろうLambda関数について、簡単な利用方法とサンプルコードを中心に紹介していきたいと思います。

Excel Lambda関数の利用条件

2022年2月8日に米Microsoftからの発表では、以下のバージョンで利用できるようです。

  • Windows版はバージョン16.0.14729.20260以降
  • macOS版はバージョン16.56(ビルド21121100)以降
  • iOS版はバージョン2.56(ビルド21120700)以降
  • Android版はバージョン16.0.14729.20176以降

ご自身のExcelがサポートされているかどうかは、以下関数を任意のセルに代入してもらいエラーが発生しなければ利用できるということになります。

=LAMBDA(x,y,x+y)(2,3)